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第15回 なぜそこまで炭水化物を敵対視する?

こんにちは。
パーソナルトレーナーのTOMOです。

ダイエットと言うとみなさんがまず思いつくのが、今日からお米を減らすぞ!とか糖質は食べないぞ!というパターンが多いのでは。特に我々日本人は、人生の何年も何十年も炭水化物をこよなく愛し続けているにもかかわらず、いざダイエットとなるとプンと目を背けて敵対視しがち。それじゃ、炭水化物がちょっとかわいそうかも(苦笑) とは言いつつも、いきなり炭水化物をガッツリ減らしたくなる気持ちもわからなくはありません!だって、あれだけテレビや様々なメディアを通じて糖質ゼロとか炭水化物カットダイエットって洗脳のように言われ続けていますもんね。今回は、炭水化物を敵対視しがちなそんなみなさんと炭水化物との心の距離を少しでも縮めることが出来ればと思いまして。

細かなダイエットプランに関する知識はここでは省略させてもらいますが、僕が体を絞る際のダイエットのうち炭水化物に関してだけ言うと、炭水化物の摂取量の調整というのは、大胆ではなく体が気づかないくらいのペースで、ダイエットの全行程の中の後半に、徐々に摂取量を減らしていく程度なのです。

炭水化物は肉体面だけに限らず、精神面においてもエネルギーのもとであると言えます。ですから、筋トレ中の炭水化物はエネルギーの源です。炭水化物なしでは本当に力が出ません。それほど大切な炭水化物の摂取量を極端に減らしたり、全く食べなくしたりすることで、本来出せるべきパワーが半減してしまっては、筋トレ自体の質の低下に繋がり、体づくりの全体像から見ると本末転倒であると言えます。

加えて、体内のとても賢い機能も知っておいてください。体内には、摂取した糖質をどこへ貯蔵するか決めるための切り替えスイッチが存在するのです。例えば、十分な筋トレをしている場合、摂取した炭水化物は、その切り替えスイッチを通じて、必要に応じて、筋肉細胞の中に筋グリコーゲンというエネルギー源として貯蔵されるのです。それにより筋肉の回復を促したり、次回の筋トレの際にエネルギー源として役立つのです。一方、運動量が十分でなかったり、運動量に対して炭水化物の摂取量が多すぎる場合は、切り替えスイッチを通じて、筋肉細胞の中に貯蔵するのではなく、脂肪として体内に蓄えてしまう可能性が高まるということです。

また、炭水化物の摂取量が不足すると肉体的に力が出なくなるだけではなく、精神的なダメージも大きく、多くの場合、思考能力や集中力の低下を引き起こします。それらの低下は、筋トレ中のフォームの精度を下げるだけに収まらず、怪我の要因にもなりかねません。また、十分な炭水化物を摂取できていない場合は、筋トレ中だけに限らず、日常生活においても、情緒不安定になったり、イライラする頻度も高くなったりするケースが多く見受けられます。その上、ホルモンバランスを崩して体調不良を訴える人もいます。

更に、人間の体内では、筋トレ中はもちろんのこと、日常生活においても十分な糖質が体内に貯蔵されていない場合、体がエネルギーに変換するための十分な糖質が体内にないと判断して、その代わりとして大切な筋肉をむしばむことでエネルギーへ変換してしまうという致命的な状況を生み出すと言われています。せっかく、一生懸命育て上げた筋肉をそのような状況へ招き入れたくありません。

美容に関しても知っておきたいことがあります。摂取した炭水化物は、糖質として体内では水と結合しやすく、体内の水分量を保持するというとても大切な役割を果たしているのです。逆に、十分な炭水化物を摂取できていない場合は、皮膚や筋肉のハリを保つための十分な水分量さえも保持できず、乾燥やシワなどのお肌のトラブルを引き起こしたり、はたまた筋肉のハリを失うことで、例え体重計の数字上の数値は減ったとしても、ルックス的には老けて見えてしまう可能性が高いのです。

また補足として、体重計をにらめっこすることが好きな人にはこのメッセージを。炭水化物を減らすと確かに体重の減少が早いことは事実です。ただし、体重計の数字を減らすことだけが目標ですか?正直なところ、たとえ体重計の数字が減ろうとも、極端な炭水化物の減少による体重の減少の多くは、体内の水分量または筋肉量の減少であり、脂肪の減少ではない場合が多いことを知らない人が多いのでは。

最後に、だからと言って、じゃあどんな炭水化物でもどんどん食べても大丈夫!ということではないので、勘違いがないように。どのような炭水化物を、どのタイミングで、どれくらいの量を目安として食べるかなどのポイントを抑えることはとても大切です。今回は、炭水化物への敵対心を少しでもなくしてもらい、親近感を持ってもらうということが狙いでしたので、掘り下げたお話はまた今度ということで。

ダイエットの際も”I love 炭水化物”である自分を絶対に責めないで!

では、また来週!

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  • 登録日 : 2021/04/02
  • 掲載日 : 2021/04/02
  • 変更日 : 2021/04/02
  • 総閲覧数 : 43人